エンタメ
上海サーカスワールドの公演は子ども向けですか?
学校に上がったくらいの子どもなら最後まで見られることが多いのは、せりふがほとんどなく、宙返りやバランス、空中の場面は言葉がなくても伝わるからです。決め手になるのは年齢ではなく、暗くて音量の大きい会場で公演を最後まで静かに座っていられるかどうかで、3〜4歳以下はたいていじっとしていられず、5〜6歳前後から10歳前後がいちばん合い、大きい音や暗さが苦手な子は何歳でも楽しめません。公演時間、休憩の有無、会場の子どもの入場と着席の規定は、予約のときに公式窓口で確認してください。
最終更新5分で読めます

サーカスワールドは静安区の共和新路にあり、地下鉄1号線の同名駅のすぐそばです。ERAは大規模なアクロバットとマルチメディアの公演で、柔術、空中シルク、バランス、タンブリングが場面ごとに分かれ、投影、音楽、群舞のなかに織り込まれていきます。せりふはほとんどないので、子どもは言葉を追う必要がなく、それが言葉の壁を越えられる理由でもあります。
子どもがどこまで耐えられるかで判断する
入場と着席の規定は予約時の公式説明に従うとして、見るべきは子どもがどこまで耐えられるかです。
幼児、3歳前後。難しいのは分からないことではなく、じっとしていられないことです。暗闇のなか公演を最後まで静かに過ごすのは難しく、途中で立ち上がったりトイレに行ったりします。突然の効果音や消灯のほうが、アクロバットより泣きの原因になります。
5〜6歳前後になると、多くの子どもは一通りの公演を最後まで座って見られるようになります。場面にははっきりした始まりと終わりがあります。差はとても大きく、基準は年齢の数字ではなく、劇場で1時間静かに座っていられるかどうかです。
小学校高学年から10代は全体を理解して見られ、空中や速さについてよく質問します。子どもっぽくはありませんが、現代サーカスを見たことのある子には古くさく感じられます。
音量、暗さ、緊張する場面
音量は大きめで、太鼓や低音が突然爆発します。音に敏感な子には、席を変えるよりキッズ用のイヤーマフのほうが効きます。客席は暗く舞台は明るいので、暗さが苦手な子は消灯の瞬間から落ち着かなくなります。通路側の席を選び、入ったら非常灯を指して見せてください。
危険を感じさせるのは高さと速さです。空中での持ち上げ、綱渡り、宙返りの類で、高所が苦手な子は本当に緊張します。ホラーではありません。火や花火を使うかどうかは版によって違うので、古い動画を調べるより、予約のときにひとこと尋ねるほうが確実です。
公演はおおよそ普通の劇場の夜の長さです。具体的な上演時間と休憩の有無は、予約のときに公式に確認してください。
クローク、トイレ、終演後
開演前は30分ほど見ておいてください。入口に列ができ、ロビーから席まで少し歩きます。入ったらまず子どもをトイレに連れて行きます。
クロークとトイレの場所と規則は入場してすぐに尋ねてください。ベビーカーや大きな荷物を預けられるか、料金がかかるかも。子どもに席を買うのか抱いて見るのかは、会場と販売経路の規定に従って買ってください。当日に会場で追加の席が出るとは限りません。
休憩(あれば)と終演時はロビーがいちばん混み、ベビーカーは動かしにくくなります。子どもが小さくて疲れているなら、最後の演目の前に出るという手もあります。引き換えに結末は見られません。
終演後はまず地下鉄の終電に間に合うかを確かめてください。大きな劇場は終演後にタクシーがつかまりにくいので、1〜2本先の角まで歩いてから拾うとずっと早く、乗る場所は具体的な交差点か商業施設の入口に決めておきます。
席選び、代わりの選択肢、そして率直な答え
舞台はとても広いので、両端の席では立ち位置の一部が見えません。前すぎると高いところを見上げ続けることになり、演者をよく見るか舞台全体を見るかは、たいていどちらか一方です。子ども連れでいちばん実用的なのは、舞台の正面にあたる中央ブロックの通路側の席で、出入りが楽です。
家族で一晩だけ何かを、というなら、川辺の夜景、船、旧市街の散歩はいずれもチケットが要らず、幼い子にはやさしいです。夕食と公演の組み合わせは手間がいちばん少ないものの、食事はそのなかでいちばん弱い部分です。京劇は歌詞が分からない子には高い壁です。コンサートホールや小さなジャズの店は、その日の演目と音量しだいです。アクロバットのショーは言葉の壁がないのが強みです。
いちばん合う年齢は、公演を最後まで静かに座っていられる年齢(多くの子は5〜6歳前後)から10歳前後までです。3〜4歳以下は分からないのではなく、じっとしていられないのです。10代は子どもっぽいとは思わず、構成が古いと感じるだけです。大きい音や暗さが苦手な子は、何歳でも楽しめません。